覚醒占い師　崎 天護

みなさん、こんにちは
覚醒占い師の崎天護です！


ここ数年、You TubeやTik Tokという
ＳＮＳが世間を圧巻しています



特に若い世代から
幼児まで動画サイトに慣れ親しんでいます


もちろんYouTubeは私も
よく観ますが、TikTokだけは
まず観ないんですよね


否定しているというわけではなく
出た頃はすごいのが出て来た
と思っていました


出始めのころ感じたのが
最初の出だしの何秒間かで
人のこころを掴む


というところに
非常に共感と新しさを
感じたものです



今から30年は遡りますが


当時、レゲエにどっぷりで
７インチというドーナツ版の
シングルレコードを中心に
買っていたのですが


ジャマイカという南の島は
特殊な島でレコードのリリース量は
莫大でしかもトラックと呼ばれる
オケが流行りのものがいくつかあって


そのトラックに乗せて
録音されます



必然的に新譜も大量に
出るわけで当時のレゲエ専門の
レコード屋さんに新譜入荷の頃に
行くと針を落として聞かせてくれるのです



本場ジャマイカのレコード店では
店員が出だしの少しだけかけて
これ欲しい奴いるか？


的なノリで売っているのですが
そのスタイルそのままな感じで
新譜を売るのですが


針を落としてイントロの部分だけで
魂が震えるほど痺れあがる曲が
存在するのです


なのでTikTokを知ったときに
あの感じを強烈に思い出し
イントロのフレーズやベースラインの
言葉では言い表せないトキメキを


そこに観ていたのです
ところが悲しいかな
時代は移ろいで行くので



どちらかというと
みんなと同調共有が強すぎて
どうにも心に引っかからないのです




若かりし頃のわたしも
もちろん最新のものに
引き寄せられていたものですが



どうやら文章を忘れてしまうと
短いフレーズや動きだけを
追うようになると脳が退化してしまう
恐れがあるようです



ほんとにこの年になって
再び読書に向かうという
何年も疎かにしてきたことが
恥ずかしくもあるのですが



心のなかの拡がりや
思考のなかの意識を感じたり
イマジネーションを活発にするには
流れるものを視覚で捉えるだけでは



感覚が鈍くなっていくのだろうと
思うのです


事実、ある統計では
子供の学力の差をつけるものが
親の収入と言われ久しいですが



その実、家の中の蔵書の数で
決定されるという研究もあるのです



物語りを読むこと
ストーリーを追いながら
異空間を頭の中で創り上げていく



これが読書の楽しさであり
醍醐味のひとつです



読むこともそうですが
これがその向こう側の
書くことになるとさらに
脳をフル回転させないと
難しいのではないかと思います



速読というのが
脳に良いなんて言われていますが
それはただ情報量を右脳的に捉えて
格納しているだけといわれ



ゆっくりでいいので
いやむしろゆっくり読み進むことも
大切なようです



陰謀論者ではありませんが
短い動画タイプは人の脳を委縮させ
洗脳しやすくしているのでは？
なんて危惧しています



選挙前から今日まで
世の流れを観ていて
何かおかしいと感じないひとが
増えているのもここらに要因が
ありそうです



こういうことから
物語り、ストーリーを読みましょう
読書いたしましょう